今月も、東京、京都、名古屋と様々な地でお見合いがありました。
また今月は、関西を襲った台風、北海道の地震と、続けて痛ましい災害があり、胸痛む思いです。しかし、夜になり朝が来て、一日一日と時は過ぎて行き、人間の営みは休むことなく続いて行くでしょう。この平凡な日々がどれだけ有り難く大切な事か、しみじみと思い至りました。
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9月3日、夫が入院しました。昼過ぎから急に高熱と寒気と震え、背中の痛みと腹痛に襲われて、掛かりつけの医院の診察時間まで待ちきれず、息子を呼び、総合病院の救急外来に駆けつけました。熱と震えで、風邪かなと軽く考えて、一晩ほど入院できれば有り難い位に思っていましたが、緊急に処置をしなければならないとの事で、気が動転してしまいました。
結果、緊急処置は済んだものの、後日、手術ということになり、半月ほどの入院となりました。その間、息子の存在がとても大きく、心強く頼りになりました。
それと同時に、夫に対して最近味わった事の無いような感情が湧いてきました。穏やかで誠実な人間で、良く言えば器用、悪く言えば器用貧乏ですが、家庭の細々とした大工仕事、水道や電気などは全て修理してくれるような人で、また私のする事にはほとんど批判めいた事は言いませんでした。
病院に行く度に優しい気持ちが自然に湧いてきて、会話がとてもはずみました。手術も無事終了しました。手術できたこと、治療できたことに感謝です!普通に体を動かせていることに改めて感謝感謝です!
夫婦とは何かという事に深く深く考えを巡らす日々でした。